読み聞かせが赤ちゃんの成長にプラスになることはよく聞くけれど、どの時期にどういう絵本がいいのか分からない‥せっかく買った本に全く興味を示さなかったら‥。

大切な我が子だからこそ、限りある予算を有意義に使いたいですし、楽しそうな笑顔が少しでもたくさん見たいですよね。

子育て初心者だった私は最初はなるべく図書館に行き、定番のものや、絵や文章が素敵だなと思ったものなど、とにかくたくさん借りて読み聞かせていました。

しかし赤ちゃんのうちは破いたり汚れたりしないように気を遣うし、絵本何冊も借りると重いし。。梅雨の時期や猛暑日が続く時期、夜泣きの時期など、返却日が近づいているのに腰が重い‥ということも多々あり、赤ちゃんの脳や身体の発達に合わせた定番絵本は購入することが多くなりました。

中でも特におすすめの絵本を、赤ちゃんの発達過程とともにご紹介します。

新生児〜3ヶ月の赤ちゃん

生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01〜0.02程度(焦点距離は顔から16~24cm)、認識できる色は、黒・白・グレーのみといわれています。生後10~12週間すると、特にはっきりとした幾何学模様のおもちゃやモビールなどを認識し始めます。そして徐々に色覚が発達を始めると、赤ちゃんはまず赤色を認識します。

聴力は、お腹の中にいる頃から備わっていると言われていることは、誰もがご存知かと思います。

この時期におすすめなのは、白と黒などコントラストがはっきりした色の絵本や、音やリズムを楽しめる絵本です。

あかあかくろくろ

口コミ
  • 生後2ヶ月、初めて買って読み聞かせした本。 ちゃんと追視して興味持ってくて嬉しい。
  • 絵がほとんどで文字が少ない分、こちらのアドリブが問われる…。 でも、読んであげると泣き止んだり夢中になったりする様子が見れて嬉しくなる♡
  • 生後3ヶ月の息子に買いました。20cmくらい離した位置で本を見せながら読み聞かせると、じーっと絵をみつめてニコニコしたり眉間に力をいれたりしながら楽しんでいるようです。
  • 1歳過ぎても、色や音が好きなのか未だに読むと楽しそうにしています。
  • お絵かきができるようになると、この単純な線がイメージしやすいのか、「りんご描けるよ!」と真似して描いたりしている。

しましまぐるぐる

この絵本は生後3ヶ月頃から読んでいて、2歳を過ぎた今でも「これよんで」と持ってくることが多いです。もう何百回と読んでいるので、絵本を見ながら「”大きいぐるぐる”だね」「”小さいぐるぐる”があるね」とか、「”赤いしましま”だね」「”青いしましま”だね」と声かけしているうちに、自然と大きさの比較や色の違いを覚えてくれました。可愛い生き物のイラストも載っていて長く楽しめる絵本だなと感じています。
口コミ
  • 2ヵ月頃からじっと見ていて、だんだんと手を伸ばすように。 4ヵ月の頃から泣いていても、しましまぐるぐるを見ると泣き止むこと多め。 よく笑うってことはないけれど、目を引き付けて楽しんではいるみたい。
  • 買った日に電車の中で一人で読んでいると、隣に座った5歳の女の子がガン見していた。 おうちにあって赤ちゃんの頃から読んでいて未だに大好きなんだって
  • 1日に何度読んでも前のめりで反応するので、こどもの発達を良く考えられているのだなあと実感することができる。
  • 色がはっきりしているので、生後3か月の娘もじっと観ていた。 反応はまだしないけど、これからが楽しみ。

【高ポイント還元】
うたえほん/つちだ よしはる

価格:1,650円
(2019/9/30 11:31時点)
感想(7件)

うたえほん

子供が意思表示出来るようになると、「あれ歌って」と言われることも増えました。歌詞がわからない時、ネットで調べても出てきますが、こういう歌絵本があると「どこに載ってるかな、一緒に見てみよう」と言って、調べる過程を一緒に経験できるのがいいなと思っています。
口コミ
  • 子供に歌ってあげたいけど、歌詞を忘れて歌えないってときにこの本が役立ちました。つちだよしはるさんの絵もほのぼの優しく、赤ちゃんとの幸せな時間にぴったり。
  • 子どもに大きめの声で歌ってあげると母の方がなんだかスッキリ。
  • 子供に童謡を歌ってあげたくて購入しました。 童謡カードと迷ったんですが、こちらは楽譜付きだったので決めました。
  • 柔らかい雰囲気のイラストと懐かしい童謡がマッチしていて、大人もほっとできる一冊です。

どんどこ ももんちゃん

読み聞かせ会、おはなし会でもよく登場する絵本です。この本が読まれている間は集中して聴いている子が多い印象で、みんな好きなんだな〜といつも感じていました。 うちは同じ絵本を1日10回以上は「読んで」と要求されるので、乳幼児向けの内容の少ない絵本だと正直大人が飽きてしまうのですが、この絵本は最後のシーンの真似をする娘が愛おしくて、何度でも読んでいられます。
口コミ
  • ももんちゃんが丸太を渡ったり、山を登ったり、邪魔をするくまさんを倒してまでどんどこ進んでいく理由は。。。その単純で、たった1ページの結末に胸がいっぱいになり、ももんちゃんをとてもいとおしく感じ、子育てができる喜びを感じました。
  • 頭がとんがっているところがどことなく3ヶ月の息子に似ているような気がしてお気に入りの絵本です。
  • 「どんどこ どんどこ」っていう音の響きが好きなのか、息子も気に入ってくれている様子。他の方のレビューをみると、最後のシーンを真似するお子さんもいるとか。やってもらいたい〜!!
  • 親子でほのぼのゆったりできる絵本です。 音の繰り返しが面白く、子どもも大人も楽しい気持ちになります。
  • 妊婦中から読んでいた絵本。どんどこどんどこ・・・このセリフが頭に残ります。最後にママに飛びつくところでギュ~っとするのがきまり★

だるまさんシリーズ

こちらも定番の絵本で、だるまさんが赤色ためか、割と小さいうちから集中して見ていることが多かったです。コミカルな絵と効果音が楽しいのか、一時期は何度読んでもゲラゲラ声を上げて笑うことがありました。言葉が出てくるようになると一緒にまねっこしたり、繰り返し読むうちに「が・の・と」の助詞を自然に覚えられそうです。
口コミ
  • 息子が2ヶ月くらいの頃から読み聞かせをしている本。友人が出産祝いに『だるまさんが』をプレゼントしてくれたので、「早すぎるかな?」とは思いつつも、読んであげるとじーっと集中して見ていたので、繰り返し読んでいた。今3歳になった息子は、『だるまさんと』がいちばんお気に入り。「ぺこっ」「ぽにん」「ぎゅー」を、一緒にまねっこして楽しんでいます♪
  • 子供には鉄板の1冊ではないでしょうか?保育所でも読んでもらってるようで、楽しそうにお話ししてくれます。絵がコミカルでほのぼのしてほっこりします。
  • 溜めてから落ちを読むことで、楽しさが倍増するみたいです。何度か、もう一度!がありました。3冊セットになっているので、続けて読むことがほとんどです。
  • 評判がよかったものの、うちは買ってしばらくは全然で、失敗したなぁと思っていたら、1才半過ぎから急に持ってくるようになったシリーズ。

4ヶ月〜7ヶ月のおすすめ絵本

この時期の視力は0.04〜0.08程度と考えられています。だんだんと焦点が合うようになり、徐々に『もの』を認識して目の前で動くものを追視できるようになります。ママやパパの顔や、おっぱいの形に似ている『まる』の形をじーっと見るとも言われています。

そして赤色のほかに黄色や緑など、色が少しずつ認識できるようになっていきます。

ごぶごぶごぼごぼ
(0.1.2.えほん)
[ 駒形克己 ]

価格:880円
(2019/10/7 14:34時点)
感想(146件)

ごぶごぶ ごぼごぼ

「ぷーん」「ぷくぷくぷく」「ぷぷぷ」などの音(言葉)の響きやリズムの楽しさを、色あざやかなオレンジ、赤、青などの丸の動きで子どもたちに届けます。

口コミ
  • いろんな色や大きさの『まる』と、『ぶぶぶ』 『ごぶごぶ』などの擬音。 さらにはところどころ穴があいたしかけ絵本風になってるので、穴に指を入れるのが好きな娘はがっつり。
  • 生後3ヶ月 色のコントラストがはっきりしているので、興味津々で見つめていました。 濁点と半濁点の言葉が楽しいようで、声に強弱をつけて読み聞かせると、ニコニコして聞いていました。
  • 音に反応して笑うこともあるけれど、それよりも注目すべきは丸の絵に指を伸ばしてつまもうとしたこと!そして、私が別の丸をつまもうとすると、子も真似してつまむ。また、くりぬかれた部分に自分の指を入れてみたり、私がそこから指を出すと不思議そうに触ってみたり!絵本を通してやりとり遊びが生まれました。
  • 6ヶ月頃から与え、最初はめくったり穴に指を入れてみたり読み聞かせにたまに少し笑う程度だったが、1歳5ヶ月になる今、一人でめくって見ていることもあるし、読み聞かせるとゲラゲラ笑って喜ぶ。こちらも読み慣れて読み方が進歩しているためかもしれない。

がたんごとん

口コミ
  • 4ヶ月 泣いているときに読んだら泣き止んで、絵本を見て話を聞いてた。 赤ちゃん絵本なだけあって、今の月齢に合っていたと思う。
  • 6ヶ月頃から読んでいる絵本。 身近なものたちが、どんどん汽車に乗っていく話。単純だけど、息子は大好き。 読む時に膝に乗せて、がたんごとんしてあげると更に喜びます。
  • 4、5ヶ月から何度も読んで楽しんだ。がたんごとんのリズム=でんしゃを最初に覚えた本。
  • 最初は興味なしでしたが、2歳の現在、機関車ブーム到来✨何度読んでもあきないらしく、隠さないと永遠に読まされそうな禁断の書です。
  • 赤ちゃん(生後3ヶ月)から一緒に眺めて楽しめます。 繰り返しの音が楽しいみたいで、絵本を開かずに「がたんごとん」っていうだけでご機嫌になってます。

に〜っこり

口コミ
  • 4か月の息子へのファーストブックとして購入しました。繰り返し、「にっこり」のフレーズがでてきて、フレーズに合わせて親が子どもに“にっこり”しながら読み聞かせできるので、親子のコミュニケーションにもよいと思います。
  • シンプルな文、優しい絵でカラフルな色使いです。 もぐもぐ や ころころ もこもこ ぎゅっぎゅ などの音が出てきます。リズミカルに読みやすいです。
  • 読んでいる本人もおもわずにっこりしてしまいました。こころが暖かくなる感じがしました。
  • 表紙の可愛さにつられ、友人の初孫ちゃん誕生祝に購入。親しい友人なので、自分でも読んでからプレゼントしましたが、とても可愛く、相手にも気に入ってもらえたようでよかったです。

まるさんかくぞう
[ おいかわけんじ ]

価格:946円
(2019/10/15 16:12時点)
感想(34件)

まるさんかくぞう

まる、さんかく、しかく。さんかく、ぞう、まる。鮮やかな色と、斬新なデザイン、シンプルな言葉と絵。色と形の認識がまだ未完の赤ちゃんが、認識しやすい色と形、ことばの絵本です。

口コミ
  • まだまだ形を理解しているわけではないけど、図形を指さしして楽しそう。 突然顔やら船やらが紛れ込んでくるのが楽しい。
  • リズム感が楽しく、大人には突拍子もなく感じるレモンや船の登場も、子供にはツボにはまるようです。
  • 6か月の娘に読み聞かせているけれど、最近ピエロのような顔が好きなのか、笑顔を見せるように。
  • 文字が少ないし、単語でそのページに書いてあるイラストを説明しているだけなので、一人で絵本を読む練習を始めた子にもいいかも。

8ヶ月〜11ヶ月のおすすめ絵本

生後8ヶ月頃からは、目の機能がさらに発達して立体視ができ、奥行き、上下左右、自分と物との距離などもかなり正確に把握できるようになってきます。

この時期からおすすめは、絵本が飛び出したり、伸びたり、絵が変わったり…、色々な変化が楽しめる仕掛け絵本です。

続きは後編でお届けします!